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2012年8月30日木曜日

【ゼロからわかる】ハローワークの職業訓練受講給付金(審査 etc)

【ハローワークの職業訓練受講給付金とは?】

格安の資格取得講座(介護・ホームヘルパー2級や医療事務講座など)が受けられて、そのうえ月々10万円の生活支援金がもらえる。それが、ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練受講給付金の支給制度です。

公的機関の職業訓練「求職者支援制度」は、求職中の社会人が、経済的な心配なく研修で手に職をつけられるようにという趣旨で行われています。なので、訓練中の生活費が心配な人には、お金が支給されることになっているのです。


【職業訓練給付金の審査と条件】

給付金は、経済的に余裕がある人にまで支給はされません。なので、月収と資産が少ないかどうかが審査されます。

具体的な条件は、次のとおり。

求職者支援訓練の授業に8割以上出席
・本人収入が月8万円以下
・世帯全体の金融資産が300万円以下
・世帯全体の収入が年間300万円以下
・現住所以外に土地・建物を所有していない
・同世帯の中に同時にこの給付金を受給している人がいない
・過去3年以内に、不正行為により、給付金の支給を受けたことがない
・訓練期間中、ハローワークで職業相談を受ける

(参考)
・厚生労働省HP:求職者支援制度のご案内
  http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyushokusha_shien/index.html

授業の出席日数ですが、冬のインフルエンザで、病気がなおっていないのに出席して、他の人にうつしてしまうことが問題になったとか。これを受けて、インフルエンザの場合には、欠席しても、少し多めに見てはどうかという意見があるようです。


【求職者支援制度とは】

求職者支援訓練は、離職中で、雇用保険に加入していない社会人を対象にした職業訓練。具体的には、主婦や、フリーター、無職の人、その他転職中の人などが当てはまります。

再就職の支援が目的ですので、受講前の面接等の選考では、働く意思があるのかどうかが最重視される傾向にあります。

求職者支援訓練の職業訓練校は、次の公式HPなどで探します。

(求職者支援訓練 検索ページ)
・認定コース検索ページ
  http://nintei.jeed.or.jp/kyushokushien/search/

上記ページで、全国都道府県の講座を検索することができます。リンク先のページでは、地域ブロック別・都道府県別に、講習会が探せるようになっています。

地域ブロックは次の10コです。

1、北海道 北海道
2、東北  青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
3、関東  茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
4、北陸  新潟県、富山県、石川県、福井県
5、中部  山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
6、近畿  滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
7、中国  鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
8、四国  徳島県、香川県、愛媛県、高知県
9、九州  福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
10、沖縄  沖縄県


【疑問解消には Yahoo!知恵袋が便利】

給付金についての疑問を解消するには、Yahoo!知恵袋などが役に立ちます。


【最後は、ハローワークで確認】

行政の制度は、よく内容が変わります。ですので、最後はかならずハローワークで確認することが必要です。

ハローワークの場所や、地図、電話番号は、厚労省のHPで調べることができます。

(厚労省のHP)
・ハローワークの所在地と電話番号
  http://www.mhlw.go.jp/kyujin/hwmap.html


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