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2013年4月10日水曜日

【10万円もらえる?】格安の受講料 ハローワークの介護職員初任者研修課程

【格安の受講料 ハローワークの介護職員初任者研修】

ハローワーク(職安)が窓口になっている職業訓練「求職者支援訓練」なら、介護職員初任者研修課程などの資格取得講座を、「授業料無料」で受講することができます。(ただし、テキスト代などは費用がかかります


【訓練の対象】

求職者支援訓練の対象は、離職中の社会人で、雇用保険に加入していない人。具体的には、主婦や、フリーター、その他転職中の社会人が当てはまります。


【条件に合えば、月々10万円「職業訓練受講給付金」がもらえる】

「月収8万円以下」などの条件に合致すれば、月々10万円の職業訓練受講給付金が支給されます。求職中の人が、経済的な心配なく職業訓練が受けられるように、このような制度が設けられているのです。

主な条件は、次のとおりです。

・本人収入が月8万円以下
・雇用保険の受給資格がない社会人である
・求職者支援訓練の授業に8割以上出席
・世帯全体の金融資産が300万円以下
・世帯全体の収入が年間300万円以下
・現住所以外に土地・建物を所有していない
・訓練期間中、ハローワークに来所し、職業相談を受ける

詳しくは、厚生労働省のHPをご覧ください。

・厚労省のHP:職業訓練受講給付金(PDFファイル)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/kyushokusha_shien/dl/kyusyokusya02.pdf


【求職者支援訓練の例】

たとえば、次のような講習会が行われています。

■東京都の例

・訓練実施機関名 株式会社ウメザワ
・訓練科名    介護職員初任者(ヘルパー資格取得)養成科
・訓練期間月数  3ヶ月
・訓練期間    2013年5月15日 ~ 2013年8月14日
・訓練時間帯   9:00 ~ 15:15 ※主な訓練時間帯
・募集定員    14人
・対象資格
介護職員初任者研修(平成25年2月15日時点指定申請中)
・訓練内容    介護職員初任者研修修了のための科目の学科、実技をおこない、介護への心構えと知識、技術を身につける
・自己負担額   12,000円
・訓練実施施設名 株式会社ウメザワケア・ヴィレッジ東京
・実施施設所在地 東京都江戸川区鹿骨

■埼玉県の例

・訓練実施機関名 株式会社ユーラシア
・訓練科名    介護福祉総合(介護員・福祉用具)科
・訓練期間月数  3ヶ月
・訓練期間    2013年5月20日 ~ 2013年8月19日
・訓練時間帯   9:00 ~ 15:40 ※主な訓練時間帯
・募集定員    30人
・対象資格
介護職員初任者研修課程(H25.2.7指定申請中)「株式会社ユーラシア」
福祉用具専門相談員(H25.2.4指定申請中)「株式会社ユーラシア」。
・訓練内容    介護職員初任者研修課程210時間(うち企業実習24時間)、福祉用具専門相談員54時間を学習し、老人福祉施設に就労して即戦力となれるようにする
・自己負担額   21,100円
・訓練実施施設名 ユーラシア福祉学院
・実施施設所在地 埼玉県川口市本町

■大阪府の例

・訓練実施機関名 株式会社プレースメント
・訓練科名    介護福祉初任者研修科
・訓練期間月数  3ヶ月
・訓練期間    2013年5月16日 ~ 2013年8月15日
・訓練時間帯   9:35 ~ 16:15 ※主な訓練時間帯
・募集定員    30人
・対象資格
介護職員初任者研修※平成25年1月18日時点指定申請中
ガイドヘルパー全身性障がい
同行援護従業者
福祉用具専門相談員
難病患者等ホームヘルパー
・訓練内容    介護職員の知識に加え、ガイドヘルパー(全身性障がい)、同行援護従業者研修、福祉用具の知識を学び幅広い活躍を目指す
・自己負担額   16,600円
・訓練実施施設名 キャリアカレッジ4
・実施施設所在地 大阪府大阪市北区野崎町

※介護ヘルパー2級の資格は、2013年から、新制度「介護職員初任者研修課程」に移行となっています。

求職者支援制度の訓練校は、民間の資格取得スクールや、専門学校、一般企業が多いです。こちらの訓練の場合、おおむね行政が民間に授業を委託する「委託訓練」形式で行われています。


【受講生募集情報の探し方】

(検索ページ)
・求職者支援訓練認定コース情報検索システム
http://nintei.jeed.or.jp/kyushokushien/search/

リンク先のページで、地域ブロック別・都道府県別に、求職者支援制度の講座が探せるようになっています。

地域ブロックは、次の10コです。

1、北海道 北海道
2、東北  青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
3、関東  茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
4、北陸  新潟県、富山県、石川県、福井県
5、中部  山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
6、近畿  滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
7、中国  鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口8、四国  徳島県、香川県、愛媛県、高知県
9、九州  福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
10、沖縄  沖縄県

制度の詳細については、厚生労働省のHPに掲載されています。

・厚労省のHP:職業訓練のご案内
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/safety_net/a3.html


【窓口】

窓口は、ハローワークです。

なお、求職者支援訓練は、激安の受講費用ということで、競争倍率が高くなることがあります。面接などが課され、必ずしも全員が受講できるとは限りません。ですので、有料の資格取得学校も一緒に検討しておくことをおすすめします。