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2013年7月29日月曜日

【ゼロからわかる】歯科助手 資格(仕事,専門学校,通信講座)

■歯科助手ってどんな仕事?

歯科助手は歯科医院などで一般的な事務や雑務に当たります。日本の法律ですと、歯科診療補助は、歯科衛生士と看護師にしか許されていません。ですので、歯科助手の仕事内容としては、器具の清掃・準備、患者の介添、石膏などの練和、受付などとなります。


■日本歯科医師会の資格

歯科助手の資格は、国家資格ではありません。ですが、日本歯科医師会の認定資格など、いくつかの種類があります。

日本歯科医師会による認定制度では、「乙種第一」「乙種第二」「甲種」の3種類があります。資格取得に当たっては、講習会を受講し、医院での臨床実習することによって試験認定されます。


■専門学校なら複数の資格が取れる

高校生の場合は、専門学校に進むのも一手。専門学校の場合、歯科助手だけでなく、さまざまな資格を取得することが可能です。

たとえば横浜の三幸学園横浜医療秘書歯科助手専門学校「歯科アシスタント科」の場合ですと、公式HPによれば、次のような資格の取得をめざすことができます。

・診療報酬請求事務能力認定試験
  (厚生労働省認可財団法人日本医療保険事務協会認定)

・ペン字検定2~3級
  (文部科学省後援)

・パソコン検定準1~3級
  (職業能力開発協会認定)

・歯科医療事務技能検定1級
  (全国医療事務教育協議会認定)

・歯科助手技能検定1級
  (日本歯科助手協会認定)

・電卓計算能力検定2~3級
  (全国経理教育協会認定)

・甲種歯科助手認定
  (日本歯科助手協会認定)


■ユーキャンの歯科助手資格取得講座

通信講座のユーキャンにも歯科助手講座があります。この講座は、技能認定振興協会主催の「歯科 医療事務管理士 技能認定試験」に対応しています。

試験は在宅でテキストを見ながら受けられるので、数字の丸暗記は不要。覚えるのは苦手という人でも大丈夫です。歯科助手の主な仕事であるレセプト作成(診療報酬請求業務)は、資料を見ながらこなすもの。なので、試験でもテキストを見ながらきちんと書類を作ることができればOKなのだとか。

「歯科 医療事務管理士 技能認定試験」には、自宅で試験を受ける「在宅受験」と、会場で試験を受ける「会場受験」があります。ユーキャンの歯科助手講座の受講生なら、受講期間内に実施される試験を、何回でも在宅で受けることが可能。試験は1年に6回あります。


■キャリアカレッジジャパンの歯科助手資格取得講座

通信講座のキャリアカレッジジャパンにも歯科助手講座があります。キャリアカレッジジャパンの講座の特色は、「不合格なら全額返金制度」。「添削課題をすべて提出して特典が7割以上」といった条件を満たせば、不合格だった時に受講費用を返金してもらうことができます。

対象資格は、一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)の「歯科助手専門秘書検定資格」。ユーキャン同様、テキストを見ながら在宅受験することが可能です。