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2013年8月24日土曜日

【ゼロからわかる】 介護施設 種類 一覧 費用 【老人ホーム】

■介護施設 種類 一覧

大きく分かると、介護施設には次の5つがあります。

1、老人福祉施設(特別養護老人ホーム=特養)
2、介護老人保健施設(老人保健施設=老健)
3、介護療養型老人保健施設(新型老健)
4、介護療養型医療施設
5、有料老人ホーム

1から4は、介護保険の利用を前提とした施設なので要介護認定がないと入れません。5は、要介護認定がなくても入れる施設とそうでない施設とがあります。

(ソース)
日経新聞:介護施設は5つのタイプ 特徴と費用を把握
  (2013年8月23日)


■老人福祉施設(特別養護老人ホーム=特養)

利用料金が低く、最期まで介護サービスを受けることのできる施設が「特養」です。

個室でも月々15万円前後。必要なのは月々の費用だけで、入居一時金が必要ないので人気があります。そのため、多くの施設で入居待ちになっています。

特別養護老人ホームは、身体上、または精神上、著しい障害があり、介護保険制度で介護の必要がある「要介護」の判定が出た人が利用可能な施設。老人福祉法上の老人福祉施設の中の一つ(社会福祉施設)です。入所している人には、寝たきり老人、認知症の高齢者の入所が多いです。

特養については、当ブログの次の記事でまとめています。

【ゼロからわかる】特別養護老人ホーム(入所条件・基準,費用,料金)


■介護老人保健施設(老人保健施設=老健)

「ろうけん=介護老人保健施設」は、自宅に戻るためのリハビリの施設です。

介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すために、医師による医学的管理の下、看護・介護といったケアに加えて、作業療法士や理学療法士等によるリハビリテーションを行う施設。栄養管理・食事・入浴などの日常サービスも提供しています。

月々の利用料は10万円前後から。

(参考)
全国老人保健施設協会:老健施設とは


■介護療養型老人保健施設(新型老健)

特養と老健の間に位置する介護施設。2008年5月よりスタートした新しいタイプの老健です。介護療養型老人保健施設は「新型老健」とも呼ばれています。

新型老健は、要介護度1~5と認定されている人が対象。入院するほど症状は重くないが、鼻などから流動食を投与する経管栄養など、一定の医療措置が必要な高齢者が入所する施設です。

個室の場合、月々15万円前後のようです。

(参考)
オールアバウト:介護療養型老人保健施設の設備・対象者・費用


■介護療養型医療施設

介護療養型医療施設は、2018年3月までに廃止されることになっています。その受け皿としての役割もになうのが新型老健です。月々の利用料が30万円以上になるケースもあるそうです。


■有料老人ホーム

有料老人ホームは、一般的に数百万円から数千万円の入居一時金を支払って入居する、高齢者のための住居。月々の費用は20万円前後から。