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2014年6月10日火曜日

【まとめ】 介護福祉士資格試験 合格率 【難易度】

■ 介護福祉士試験の難易度は低め?

*2023年7月18日更新版。

介護福祉士資格試験の合格率は高めで、難易度は低めだと言われています。

たとえば、2023年に実施された2022年度(第35回)の試験の合格率は、84・3%


■ 過去の合格率

過去の合格率は次のとおりです。

・2022年度(第35回)

   受験者数 79,151人
 合格者数 66,711人
 合格率    84・3%

・2021年度(第34回)

   受験者数 83,082人
 合格者数 60,099人
 合格率    72・3%

・2020年度(第33回)

   受験者数 84,483人
 合格者数 59,975人
 合格率    71・0% 

・2019年度(第32回)

   受験者数 84,032人
 合格者数 58,745人
 合格率    69・9%

・2018年度(第31回)

   受験者数 94,610人
 合格者数 69,736人
 合格率    73・7% 

・2017年度(第30回)

   受験者数  92,654人
 合格者数  65,574人
 合格率     70・8%  

・2016年度(第29回)

   受験者数 76,323人
   合格者数 55,031人
   合格率    72・1%

・2015年度(第28回)

   受験者数 152,573人
 合格者数 88,300人
 合格率    57・9%

・2014年度(第27回)

   受験者数 153,808人
 合格者数 93,760人
 合格率    61・0%

・2013年度(第26回)

   受験者数 154,390人
 合格者数 99,689人
 合格率    64・6%

・2012年度(第25回)

   受験者数 136,375人
 合格者数 87,797人
 合格率    64・4%

(参考)
厚生労働省:第 35 回介護福祉士国家試験の合格発表について
介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移(PDFファイル)


■ 合格基準は?

〇 筆記試験の合格基準

  筆記の合格基準としては、次の2つの条件を満たす必要があります。

  A、問題の総得点の 60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上得点すること。

  B、Aを満たした人のうち、以下の試験科目11科目すべてで得点があること。

    1、 人間の尊厳と自立、介護の基本
    2、 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
    3、 社会の理解
    4、 生活支援技術
    5、 介護過程
    6、 発達と老化の理解
    7、 認知症の理解
    8、 障害の理解
    9、 こころとからだのしくみ
 10、 医療的ケア
   11、 総合問題

※ 配点は1問1点の125点満点。

〇 実技試験の合格基準

  課題の総得点の 60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上得点すること。

(参考)
介護福祉士国家試験:介護福祉士国家試験合格基準


■ 過去問

過去問(筆記試験)については、公式サイトの以下のページに掲載されています。

(過去問)
介護福祉士国家試験 過去の試験問題


■ 受験資格

2016年1月(2015年度)の試験までは、資格がなくても実務経験を3年積めば、介護福祉士の受検資格が得られました。3年とは、具体的には従業期間が1095日以上で従業日数が540日以上。

2017年1月(2016年度)の試験から介護福祉士実務者研修課程修了が義務付けられました

実務者研修については、当ブログの次の記事でまとめています。

【ズバッとわかる】介護福祉士 実務者研修(資格 取得方法 カリキュラム)


■ 資格学校と通信講座

試験対策講座を実施している学校としては、ニチイ学館三幸福祉カレッジ池袋福祉カレッジ(高崎・大宮福祉カレッジ)など、通信講座ではユーキャンなどがよく知られています。

通信講座については、次の記事で解説しています。

「介護福祉士 受験対策」通信講座 【比較】


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