精神保健福祉士の受験資格は?
*2022年8月19日更新版。
2023年(2022年度)の精神保健福祉士試験の受験資格は次のとおりです。
一般養成施設へ入学して学ぶ方法
2、2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した方
3、相談業務4年以上
1、福祉系4年制大学等卒業
2、福祉系3年制短期大学卒業+相談援助業務1年以上
短期養成施設へ入学して学ぶ方法
2、福祉系3年制短期大学卒業+相談援助業務1年以上
3、福祉系2年制短期大学・専門学校卒業+相談援助業務2年以上
4、社会福祉士資格を有す
※ ただし、高卒・中卒の人は、受験資格を得るところから始める必要があります。
(参考)
・社会福祉振興・試験センター:精神保健福祉士国家試験 試験概要
たとえば、一般の大学(専攻は不問)を卒業している人の場合なら、専門学校や大学の養成課程(1~2年)を修了すれば、受験資格を得ることができます。
受験資格を得るためのルートについては複数あり、精神保健福祉士になるには、いずれのルートでも国家試験を受験して合格する必要があります。
くわしくは、公式ページにてご確認ください。
(参考)
・社会福祉振興・試験センター:精神保健福祉士国家試験 資格取得ルート図
たとえば、精神保健福祉士の養成施設として知られる日本福祉教育専門学校(東京都)の場合ですと、次のようなコースがあります。
・昼間通学コース(1年): 定員 80名
・夜間通学コース(1年): 定員 80名
・通信コース(一般1年7か月):定員 300名 (精神保健福祉士養成通信課程)
・通信コース(短期9か月) : 定員 200名 (精神保健福祉士養成通信課程)
おのおののコース国家試験の合格率と、入学資格、そして受講費用は次のとおりです。
※ ただし、高卒・中卒の人は、受験資格を得るところから始める必要があります。
(参考)
・社会福祉振興・試験センター:精神保健福祉士国家試験 試験概要
たとえば、一般の大学(専攻は不問)を卒業している人の場合なら、専門学校や大学の養成課程(1~2年)を修了すれば、受験資格を得ることができます。
受験資格を得るためのルートについては複数あり、精神保健福祉士になるには、いずれのルートでも国家試験を受験して合格する必要があります。
くわしくは、公式ページにてご確認ください。
(参考)
・社会福祉振興・試験センター:精神保健福祉士国家試験 資格取得ルート図
精神保健福祉士の養成学校ってどんな感じ?
たとえば、精神保健福祉士の養成施設として知られる日本福祉教育専門学校(東京都)の場合ですと、次のようなコースがあります。
・昼間通学コース(1年): 定員 80名
・夜間通学コース(1年): 定員 80名
・通信コース(一般1年7か月):定員 300名 (精神保健福祉士養成通信課程)
・通信コース(短期9か月) : 定員 200名 (精神保健福祉士養成通信課程)
おのおののコース国家試験の合格率と、入学資格、そして受講費用は次のとおりです。
〇 昼間通学コース(1年):学費1年次合計 130万円
・入学資格
1~4のいずれかを満たす人
1、4年制大学等を卒業、または卒業見込みの人(専攻は不問)
2、3年制短期大学を卒業した人(夜間・通信課程を卒業した人を除く)であって、指定施設において1年以上相談援助業務に従事した人
3、2年制短期大学等を卒業した人であって、指定施設において2年以上相談援助業務に従事した人
4、指定施設において4年以上相談援助業務に従事した人
〇 夜間通学コース(1年):学費1年次合計 123万円
・国家試験の合格率: 90・9%(2022年3月実績)
・入学資格
1~4のいずれかを満たす人
1、4年制大学等を卒業、または卒業見込みの人(専攻は不問)
2、3年制短期大学を卒業した人(夜間・通信課程を卒業した人を除く)であって、指定施設において1年以上相談援助業務に従事した人
3、2年制短期大学等を卒業した人であって、指定施設において2年以上相談援助業務に従事した人
4、指定施設において4年以上相談援助業務に従事した人
〇 夜間通学コース(1年):学費1年次合計 123万円
・国家試験の合格率: 90・9%(2022年3月実績)
・入学資格
※ 昼間部と同じです。
〇 通信コース(一般 1年7か月):学費 28万円(一般入試の場合)
・入学資格
1~4のいずれかを満たす人
1、大学院及び4年制大学等を卒業、または卒業見込の人(専攻は不問)
2、3年制短大等(夜間・通信課程除く)を卒業し、指定施設(精神障害者に対してサービスを提供する施設)における相談援助業務の実務経験が1年以上の人
3、2年制短大等を卒業し、指定施設(精神障害者に対してサービスを提供する施設)における相談援助業務の実務経験が2年以上の人
4、指定施設(精神障害者に対してサービスを提供する施設)における相談援助業務の実務経験が4年以上の人
〇 通信コース(短期 9か月):学費17万円(一般入試の場合)
・入学資格
1~4のいずれかを満たす人
1、福祉系4年制大学等で基礎科目を修めて卒業した人(卒業見込を含む)
2、福祉系3年制短大等(夜間・通信課程除く)で基礎科目を修めて卒業し、指定施設(主として精神障害者に対してサービスを提供する施設)における相談援助業務の実務経験が1年以上の人
3、福祉系2年制短大等で基礎科目を修めて卒業し、指定施設(精神障害者に対してサービスを提供する施設)における相談援助業務の実務経験が2年以上の人
4、社会福祉士資格を持っている人
*学費については、別途教科書代等がかかる可能性があります。
以上、日本福祉教育専門学校の公式ページより。
日本福祉教育専門学校に電話して話を聞いたところ、国家試験を意識した対策(模擬試験や直前対策講座など)が充実している印象でした。
精神保健福祉士は、社会福祉士、介護福祉士と並ぶ福祉の国家資格のひとつ。「精神医学ソーシャルワーカー」「精神科ソーシャルワーカー」とも呼ばれます。社会福祉士が総合的なソーシャルワーカーであるのに対して、精神保健福祉士は精神障害者の保健および福祉分野に特化したソーシャルワーカーです。
(参考)
・ウィキペディア:精神保健福祉士
2023年(2022年度、令和4年度)の試験日程や試験実施地域は次のとおりです。
・申込受付
2022年9月8日(木)から10月7日(金) ※消印有効
・試験日
2023年2月4日(土)、5日(日)
申し込み日程や受験日、受験料、手続き方法などについては、当ブログの次の記事でまとめています。
・ 精神保健福祉士試験 まとめ 【申込・試験日程】
介護福祉士試験と比較した場合、精神保健福祉士資格試験の合格率は同じくらい、国家試験としては難易度はやさしめと思われます。たとえば、2022年に実施された2021年度の試験の合格率は 65・6%。
※ 昼間部と同じです。
〇 通信コース(一般 1年7か月):学費 28万円(一般入試の場合)
・入学資格
1~4のいずれかを満たす人
1、大学院及び4年制大学等を卒業、または卒業見込の人(専攻は不問)
2、3年制短大等(夜間・通信課程除く)を卒業し、指定施設(精神障害者に対してサービスを提供する施設)における相談援助業務の実務経験が1年以上の人
3、2年制短大等を卒業し、指定施設(精神障害者に対してサービスを提供する施設)における相談援助業務の実務経験が2年以上の人
4、指定施設(精神障害者に対してサービスを提供する施設)における相談援助業務の実務経験が4年以上の人
〇 通信コース(短期 9か月):学費17万円(一般入試の場合)
・入学資格
1~4のいずれかを満たす人
1、福祉系4年制大学等で基礎科目を修めて卒業した人(卒業見込を含む)
2、福祉系3年制短大等(夜間・通信課程除く)で基礎科目を修めて卒業し、指定施設(主として精神障害者に対してサービスを提供する施設)における相談援助業務の実務経験が1年以上の人
3、福祉系2年制短大等で基礎科目を修めて卒業し、指定施設(精神障害者に対してサービスを提供する施設)における相談援助業務の実務経験が2年以上の人
4、社会福祉士資格を持っている人
*学費については、別途教科書代等がかかる可能性があります。
以上、日本福祉教育専門学校の公式ページより。
日本福祉教育専門学校に電話して話を聞いたところ、国家試験を意識した対策(模擬試験や直前対策講座など)が充実している印象でした。
精神保健福祉士とは
精神保健福祉士は、社会福祉士、介護福祉士と並ぶ福祉の国家資格のひとつ。「精神医学ソーシャルワーカー」「精神科ソーシャルワーカー」とも呼ばれます。社会福祉士が総合的なソーシャルワーカーであるのに対して、精神保健福祉士は精神障害者の保健および福祉分野に特化したソーシャルワーカーです。
(参考)
・ウィキペディア:精神保健福祉士
試験日程と試験実施地域
2023年(2022年度、令和4年度)の試験日程や試験実施地域は次のとおりです。
・申込受付
2022年9月8日(木)から10月7日(金) ※消印有効
・試験日
2023年2月4日(土)、5日(日)
申し込み日程や受験日、受験料、手続き方法などについては、当ブログの次の記事でまとめています。
・ 精神保健福祉士試験 まとめ 【申込・試験日程】
試験の難易度はやさしめ?
介護福祉士試験と比較した場合、精神保健福祉士資格試験の合格率は同じくらい、国家試験としては難易度はやさしめと思われます。たとえば、2022年に実施された2021年度の試験の合格率は 65・6%。