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2015年10月19日月曜日

【まとめ】 ケアマネ vs 社会福祉士 【違いと比較】

ケアマネと社会福祉士の違いは?

〇 ケアマネとは

ケアマネ(ケアマネジャー、ケアマネージャー、介護支援専門員)は、介護を必要とする人の介護ケアプランを立てるのが仕事。介護の仕事の司令塔のような存在です。

ケアマネの作った介護計画に従って、介護職のスタッフが、さまざまな介護やケアを行っています。ケアマネは、介護を必要とする人と、福祉・医療・保健のサービスとを結ぶ「架け橋」の役割を担います。サービスの調整を行い、きちんとサービスが実行されているか、また、効果がきちんと出ているかのチェックもします。

ケアマネの資格は、介護福祉士の資格を取った人が、次のステップアップのために取得するケースが多いです。

活躍の場としては、指定居宅介護支援事業所、市町村、介護保険施設、老人ホームなどがあります。

〇 社会福祉士とは

社会福祉士は、ソーシャルワーカーの国家資格

仕事内容としては、支援が必要な人や障害を持つ人などの相談援助や生活支援といったことになります。日常生活を営むのに支障がある人の福祉に関する相談に乗り、助言、指導、福祉サービスを提供するのが仕事。

職場は、高齢者福祉や介護保険事業の施設・機関、障害者福祉施設・機関、児童福祉施設・機関、社会福祉協議会、行政機関、保健・医療機関、教育機関、司法分野の施設・機関など。


試験の難易度と就職を比較すると?

Yahoo!知恵袋を見てみますと、以下のようなコメントが見受けられます。

「社会福祉士とケアマネを両方合格している者です
 取得難度から申しますと、社会福祉士を10とするとケアマネは6程度の難易度です
 大卒が前提である受験者と、介護職が分母の大半を占める受験者という質の差や試験範囲とボリュームから勘案すれば当然ですが
 さて、現状から申しますと資格としての価値でいえばケアプランを立てられるケアマネのほうが優れていると言わざるを得ません」

「ケアマネは5年以上の基礎資格に応じた従業期間と900日以上の実務日数が証明されなければ受験資格が有りません。
 (中略)
 社会福祉士の取得が難しい試験だと書かれてもいますが、実際に両方の資格を取得している立場から言えば、試験の難易度はともかく社会福祉士の方がはるかに簡単に取得できました。」

(参考)
・Yahoo!知恵袋:ケアマネージャーと社会福祉士、今後、取るならどちらが良いでしょうか?

「一般的にはケアマネの方が給与面では優遇されています。
  ケアマネは社会福祉士が5年の実務経験を積まなければ受験すら出来ないので、当然と言えば当然ですよね。」

(参考)
・Yahoo!知恵袋:社会福祉士とケアマネジャーは、どちらの方が給料が良いですか?

ネット上の口コミを総合すると、試験の難易度については、意見が分かれるようです。一方、就職については、「就職はケアマネの方が有利」という声が多いように感じます。


試験の難易度は?

合格率という側面からは、ケアマネ試験の方が社会福祉士試験よりも難しそうです。

ケアマネ試験については、2014年度(平成26年度)の合格率は 19・2%。一方の社会福祉士試験については、2015年に実施された2014年度(平成26年度、第27回)の試験の合格率27・0%

試験の合格率については、以下の記事をご覧ください。

【過去5年間】 ケアマネ試験の合格率 【難易度】

【最新まとめ】 社会福祉士試験の合格率 【難易度】


ケアマネになるには?

ケアマネになるには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格後、実務研修を修了することが求められます。

ただし、試験を受けるためには、実務経験等の一定の条件をクリアする必要があります。

ケアマネの受験資格(以下のうちのいずれか)は次のようになっています。
(介護支援専門員実務研修受講試験の受験資格)

実務経験の期間は、5つの受験資格ともに通算して5年以上です。

1、法定資格保有者

  〇 保健・医療・福祉に関する以下の法定資格に基づく業務に従事

  医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理栄養士を含む)、精神保健福祉士

2、生活相談員

  生活相談員として、(地域密着型)介護老人福祉施設・(地域密着型)特定施設入居者生活介護(介護予防を含む)において、要介護者等の日常生活の自立に関する相談援助業務に従事

3、支援相談員

  支援相談員として、介護老人保健施設において、要介護者等の日常生活の自立に関する相談援助業務に従事

4、相談支援専門員

  障害者総合支援法第5条第16項及び児童福祉法第6条の2第6項に規定する事業の従事者として従事

5、主任相談支援員

  生活困窮者自立支援法第2条第2項に規定する事業の従事者として従事


社会福祉士になるには?

社会福祉士の受検資格は次のとおり。

1、4年制大学で指定科目を修めて卒業した人(卒業見込みの人を含む)

2、2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した人

3、社会福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した人(卒業見込みの人を含む)

4、社会福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した人(卒業見込みの人を含む)

※ 養成施設に入学するには、「4年制大学卒業」や「実務経験が4年以上」といった「入学資格」を満たす必要があります。

いずれのルートでも、国家試験を受験して合格する必要があります。


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